部屋を分けたい!自分のスペースが欲しい!部屋の間仕切りのポイント!!BLOG

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部屋を分けたい!自分のスペースが欲しい!部屋の間仕切りのポイント!!

間仕切りをするときのポイント

在宅ワークによる生活スタイルの変化や家族構成が変わったとき、
中古住宅を購入したときなど、新しい生活様式に合わせた、
間取りを変更するリフォームの依頼が増えています。
また、間取りを変えることで、快適性が増し、
子どもの生活環境をより安全にすることも可能です。

そこで、間仕切りをするときの3つのポイントをお伝えします。

1.間取り変更ができない場合もある

壁を撤去することによって、部屋を一続きにし、広くするというリフォームでは、
自由に撤去できない壁もあります。

家の構造や工法に関わらず、基本的に、柱、梁、耐力壁は撤去することができません。

柱や梁、耐力壁は、構造体と呼ばれ、家を支えるために重要な役割を担っているからです。

柱と梁、筋交いのある耐力壁が構造体となっている在来工法の建物であれば、耐力壁以外の壁は撤去することが可能です。

工法の構造を理解している業者であれば、壁の撤去の可否など判断・確認・相談をしてみましょう!

状況によっては、柱撤去前よりも耐震強度が落ちてしまうということも少なくないため必ず確認が必要です。

2.動線を考える

壁を設置する間取り変更リフォームの場合、動線を考慮することが大切です。
これまで自由に歩けていた場所に壁ができたら、想像以上に不便に感じてしまうこともあります。
「壁を設置して間取りを変えたら、家の中を歩きづらくなってしまった」という失敗談は少なくないようです。

特に、頻繁に行き来する場所への壁設置リフォームを行う場合には、
日常の「動線」を考慮してリフォームを行うことが必要です。

壁があってもストレスに感じないかなどを考えたうえで間取りを変更するようにしましょう。

3.窓をつぶさない

壁を新たに設置するために、窓を塞いでしまうということもあります。
しかし、窓を塞ぐリフォームは「部屋が暗くなってしまった」ということもあるため、十分な注意が必要です。

普段はあまり意識していない窓でも、壁で塞ぐことで、想像以上に暗い部屋になってしまうこともあります。

窓を塞いで壁を設置する間取り変更のリフォームは、避けておいた方が良いでしょう。

賃貸&持ち家でも大丈夫!壁に穴を開けずに部屋を分ける方法!!

「広い空間を2つに分けたい」
「通路と部屋の間にドアが欲しい」
「賃貸なので壁に傷つけずに部屋を分けたい」など

何年も住んでいると生活形態や家族構成が変わり、無かった場所にドアが欲しくなってくることがあります。

子供が小さいうちは広い部屋にしておいて、成長と共に1つの部屋を兄弟姉妹の部屋に分けれるように、最初から設計してあるお家も存在します。しかし、大抵の場合は、暮らしていくうちに欲しくなるものです。

また、賃貸や貸店舗で「ここにドアが欲しい!!」というような間取りをしている物件もあります。

ここでは、賃貸&持ち家などの間仕切りの注意点や方法を紹介します。

1.間仕切りの壁の新設の場合やDIYも注意が必要(賃貸の場合)

賃貸の場合、許可無く、間仕切り壁をつくったり、壁に穴を開けるようなリフォームは、許可しない大家さんがほとんどのようです。
たとえ大家さんがDIYを許可している物件だとしても、壁に穴を開けることでおきる弊害があるため(遮音性能や耐火機能が下がる、壁内には給排水管や電気配線が通っている箇所があるため注意)自己判断せずに、必ず大家さんに、リホームやDIYの許可をすると安心です。

2.壁に穴を開けずに部屋を分ける方法!!

壁に穴を開けずに部屋を分ける方法としては、


1.ロールスクリーンの設置
 
➡基本的に窓に取り付けて日よけとして使うのが正しい使い方ですが、部屋に設置すれば仕切りとして活用できる。
 ロールスクリーンは使わない場合は巻き取っておけば邪魔にならず、部屋をすっきりさせられる。
 また、スクリーン自体に重さがあり、風で揺れたりしないことから薄い壁のような役割をしてくれる。


2.アコーディオンカーテンの設置

➡部屋をしっかり仕切りたい場合は、アコーディオンカーテンがおすすめです。
 扉のようにしっかりと閉まるため、簡易的なドアとしても活用できる。
 ほかのアイテムと比べると少々割高になってしまうが、その分材質もしっかりしているので、
 しっかりと空間を仕切ることができるというメリットがある。


3.間仕切り用の家具・棚を置く

➡収納スペースが少ない、インテリアを飾るのが好きという場合は、棚やラックなどを使って部屋を仕切るのがおすすです。
 棚やラックであれば収納することもできるし、裏側に板がついていないオープンラックであれば開放感を維持したまま仕切ることもできます。
 また、表側・裏側のどちらからでも収納品を取り出せるため、それぞれの空間で使う共通の小物などを置いておけば使い勝手もよいです。

 →可動式の間仕切り家具
 →組み替えができるシステム家具


4.突っ張りタイプのパーテーション

➡しっかり部屋を仕切りたいという人は、パーテーションを活用するのがおすすめです。
 パーテーションは薄い板を使うので、カーテンやロールスクリーンなどよりも、確実に空間を分けることができます。
 しっかり空間を間仕切りしたい人はパーテーションの活用をおすすめします。

 →間仕切りボード
 →ラダーラック
 →収納棚付
 →カーテンブラインド
 →デスク


5.パネルドア

などがあります。

3.間仕切りをするメリット!

部屋を仕切るメリットは、いくつかあります。

・寝室とリビングを分けられるので用途のメリハリがつく

・部屋を仕切ることで隙間風を防げるのでエアコンの稼働効率がよくなる

・ふたり暮らしの場合、それぞれのプライベート空間を確保できる

部屋の面積が狭いと、仕切りをつけることでさらに狭くなるイメージがあるかもしれません。
しかし、薄手のカーテンやカーテンロールであれば圧迫感もなく場所を取ることもなく間仕切りをすることができます。

オープンラックを使えば、空間を仕切らないので圧迫感もありません。

間仕切りのアイテムはいろいろな種類があるので、自分の部屋にあったものを使って快適な生活を送りましょう!